昨シーズンは、ことごとくドラフト上位を獲得失敗し、そこから気持ちを切り替えて、20頭全て牡馬+ディープインパクト産駒10頭の固め打ち(暴挙?)で挑みましたが、結果は重賞を勝てず、最下位争い…。勝ちを意識し過ぎて、極端なことをしてしまったなと、反省です。
さて、今年のドラフトは、90点。
上位指名は、フェイトとユハンヌスを逃した以外は完璧。やや短距離向きの馬が多いかなとも思いますが、昨年の反省を活かし、自分に縁のある血統や背景の馬を中心に、牡馬、牝馬バランスよく指名できました。
それでは、各馬の指名理由です。
◎01.プレドミナル(父エピファネイア、母クルミナル/牡・藤原)
兄アライバルに続き、2年連続でのクルミナル産駒の指名となりました。兄は期間内の重賞勝てる能力があったと思っていますが、怪我もあり不運でした。弟は兄以上の大物感!今年のキャロットの1番馬だと思っています。指名した馬の血縁を大切に想う気持ちで気合いの1位指名となりました!!
◎02.ダノンザタイガー(父ハーツクライ、母シーズアタイガー/牡・国枝)
フェイトのハズレ2位。しかし、まさかこの馬が残っているとは!正直、プレドミナル、フェイト、ダノンザタイガーの3頭のどれかを1位で取れたら良しと考えていたので、お得な2位指名となりました。むしろ世間的な人気では、1位に相応しいのはこの馬かもしれません。国枝調教師悲願のダービー制覇をこの馬で狙います!
◎03.ドナウパール(父エピファネイア、母ドナウブルー/牝・斉藤崇)
チュカイオーナーとの抽選の末、獲得。この馬が取れたことは今年のドラフトの中でかなり重要なことだったと、今振り返っても思います。今までご縁がなかったドナブリーニ血統(グレンシーラは指名してましたが未出走)がラインナップに加入できたことと、また、ここ2年ほどの自分の中の牝馬軽視の気持ちを断ち切ることができました。今年の牝馬のエースとして期待しています!
◎04.ノットファウンド(父ドゥラメンテ、母ソーメニーウェイズ/牝・国枝)
ソーメニーウェイズ産駒はダノングロワール以来の指名です。毎年そこそこ人気になるソーメニーウェイズ産駒ですが、いまだに活躍馬は出ておりません。しかし、この馬の大物感溢れる馬体は、いよいよ大当たりの予感です。大物牝馬は早めに指名されてしまう傾向があるので、思い切っての4位指名です。
◎05.エメイヴェイモン(父ハーツクライ、母ルシュクル/牝・中竹)
ビアンフェ以来の連続指名。何を付けても短距離馬が生まれる母に父ハーツクライってのは、正直どうかなと思うものの、全姉のアフランシールも期間内2勝していますから、問題はないはず。アフランシール以上、いやビアンフェ以上、いやいやブランボヌール以上の活躍を期待してます!
◎06.アヘッド(父Frankel、母Blanc Bonheur/牝・中竹)
ルシュクル関連の連続指名。この順位で同じフランケル産駒のユハンヌスを指名予定でしたが、こちらを選択。残念ながらユハンヌスはチュカイオーナーに指名されてしまいました(お見事!)が、この馬が無事確保できたことは喜ばしいことです。何故かルシュクル血統に愛着が湧いてます。
◎07.ドゥラエレーデ(父ドゥラメンテ、母マルケッサ/牡・池添学)
自分的には秘密兵器(良血枠)の扱いです。直接集まってのドラフトじゃないので、皆の反応が見られないのが残念。この馬ってどのくらい認知されてたんですかね。母はサトノダイヤモンドの半妹。それに父ドゥラメンテ。ディープインパクトの血は入っていませんが、日本の名血を集めたような血統表です。既に一度入厩して好タイムを出しているのも心強いです。
◎08.スーパーアグリ(父リオンディーズ、母クラシックリディア/牡・矢作)
自分的秘密兵器(地味枠)です。こちらもどの程度認知されていたのでしょうか、気になります。実は矢作厩舎の馬の中では最も取りたかった馬。切れ味鋭そうな馬体に惹かれました。そして、名前もスーパーアグリということで、昨年の指名馬アグリ以上の活躍を期待です(笑)
◎09.コチョウラン(父エピファネイア、母ヴェルザンディ/牝・蛯名正)
見た目がまるでディープインパクト産駒。母はディープインパクトの妹ですから、納得の馬体ではあります。7位のドゥラエレーディングと同様に血統表がすごい。ウインドインハーヘア、シーザリオ、アグネスフローラ。この順位まで残っていたので、ありがたく指名させていただきました。
◎10.ダノンタッチダウン(父ロードカナロア、母エピックラヴ/牡・安田隆)
ダノンザキッド、オールザワールドの弟。エピックラヴ産駒は3頭目の指名です。こういう馬が活躍すると非常に嬉しい。父がロードカナロアになり、短距離型にシフトした印象ですが、馬体的にはダノンザキッドによく似ており、マイルくらいまでは十分こなせると思います。よくぞこの順位まで残っていてくれました。
◎11.ワイアウ(父ロードカナロア、母チェリーペトルズ/牝・武幸)
函館2歳S狙いの即戦力です。6月11日のメイクデビュー函館 芝1000mを吉田隼騎手で予定。栗東坂路で51.6秒の快速っぷり、かつ栗東CWでラスト11.6の切れ味も披露。この時期に坂路とウッド両方で好時計が出る馬ってなかなかいないと思いますし、血統的にもまさに短距離向きで、夏の2歳Sを狙うための要件がすべて揃っています!
◎12.ベルオブピース(父エピファネイア、母イェーガーオレンジ/牡・矢作)
中堅その1。上位の獲得状況次第では、今年は矢作厩舎で固める案もありましたが、フェイトを落とした時点でその案は取り下げとなりました。しかし、この馬は固め打ち云々関係なく、良いですね。スター軍団の矢作厩舎の中では地味な存在かもしれませんが、何か惹かれるものがあります。
◎13.ミッキーカプチーノ(父エピファネイア、母スティールパス/牡・矢作)
中堅その2。そして、矢作厩舎のエピファネイア産駒の連続指名。母は鋭い末脚を武器にダートで活躍しました。重賞は1勝ですが、いまだに記憶に残っていました。兄姉の戦績を見ても、ダート色の強い感じですが、父にエピファネイアを迎えて、芝での活躍にも期待です。。
◎14.メイクザビート(父マインドユアビスケッツ、母カジノブギ/牡・西園正)
新種牡馬マインドユアビスケッツ産駒。ダート短距離っぽい父ですが、昨年のドレフォンの例もありますし、芝や中距離をこなせる万能性を秘めている可能性もあると思っています。ドラフト前の調教では栗東CWでラスト11.2秒というキレ味を披露し、準オープン馬に先着しました。6月5日のメイクデビュー中京 芝1400mを和田竜騎手で予定。今季開幕週を勝利で飾りたい!
◎15.ウインヴィオラ(父ゴールドシップ、母ウインアキレア/牝・加用)
ウインRC入会記念その1。ゴールドシップ産駒に出資したくて、入会を決めました。この馬は出資馬ではありませんが、祖母のコスモヴァレンチは過去の指名馬ですし、縁を感じます。ウインの社長が『凄い。このまま成長したら来春にはどれだけ強くなるか。』とコメントしており、多少リップサービスはあると思うものの期待大です。
◎16.ウインフロリゼル(父リオンディーズ、母アステュート/牡・西園正)
ウインRC入会記念その2。リアル出資馬。コスモビューファームの坂路調教ではトップクラスの動きを見せており、期待できそうです。POG本にも『2歳S狙い』とコメントされていて、何2歳Sかはわかりませんが、ちょっと嬉しい。気性面の成長を促すため、秋口のデビューとなりそうですが、となると福島2歳S?(笑)
◎17.ドルチェモア(父ルーラーシップ、母アユサン/牡・須貝)
2年連続でアユサン産駒を指名。兄のエンギダルマは能力はかなり高そうでしたが、何か噛み合わない感じのまま、結局POG期間内は1勝のみでした。全弟のこの馬も兄に負けず劣らずの好馬体。アユサンの繁殖ポテンシャルを信じて、もう一度指名してみることにしました!。
◎18.エンペラーワケア(父ロードカナロア、母カラズマッチポイント/牡・杉山晴)
アユサンに続き、カラズマッチポイント産駒も2年連続指名。こちらも兄のアスクオンディープは能力は高そうなものの何かが噛み合っていない感じ。配合相手が代わっても良い馬体の子を出す繁殖牝馬はポテンシャルが高いと思っていますので、アユサン同様もう一年粘ってみることにしました!
◎19.オープンファイア(父ディープインパクト、母ゴーマギーゴー/牡・斉藤崇)
今年はディープインパクト産駒のラストイヤーですから、どれか1頭は取りたかった。6頭いる産駒のうち、最も大物感のあるこの馬を選びました。馬名の響きもなんだか過去の指名馬であり、ディープインパクトの弟のオンファイアに似ていて、気に入ってます。
◎20.クラウドセイル(父シルバーステート、母クリッパールート/牡・清水久)
純粋に馬体のみの指名です。他の情報、血統的背景など一切なし。こういう指名は久々で、ワクワクします。自分の相馬眼を試してみます!
以上、今年も宜しくお願いします!!