昨シーズンは、かなり自信のあるラインナップで臨みましたが、3位に終わりました。
ダノンザキッドでジャスタウェイ産駒初ジーワン制覇を挙げられたのは良かったですが、3歳戦に入ってからのポイントの伸びが足りないのが、痛かったですね。(毎年それが課題なんだよなー…)
さて、今年のドラフトは、、、50点。
1、2位で抽選負け、その間に本当に獲りたい馬が消え、完全に読み違いました。
途中から気持ちを切り替え、以前から構想はあったディープ産駒の固め打ち&史上初の牡馬オンリーの指名にシフトチェンジ。
吉と出るか、凶と出るかは、神のみぞ知る?
それでは、各馬の指名理由です。
◎01.ダノンマイソウル(父ディープインパクト、母フォエヴァーダーリング/牡・矢作)
コマンドラインの外れ1位。コマンドラインの抽選負けはある程度想定していたのですが、その間に外れ1位候補が2頭とも消える事態に。今思うとここから何か崩れ始めていたのかも…。とはいえ、この馬も充分に1位に値する馬と見ています。ディープ産駒らしからぬ素晴らしく力強い馬体だと思うので、そこがどう出るか。
◎02.サトノアヴァロン(父ディープインパクト、母サトノシュテルン/牡・須貝)
ダノンフォーナインの外れ2位。まさか2連続で抽選負けするとは…。それに加えて、スパイダーバローズ、マイシンフォニーがここで消え、かなり動揺しました。そんな中、事前に上位候補として考えていたサトノアヴァロンを指名。4月から馬なりでなかなか良い時計を出し、6月20日の阪神マイルを川田騎手で予定していたことも好材料でした。しかし、ドラフト翌日、放牧に…軽傷であること祈ります。
◎03.フィアレスデザイア(父ディープインパクト、母ヒルダズパッション/牡・藤沢和)
ここでもまだ焦りがあったようで、1位、2位の失敗から、大物狙いに走りました。お金さえあればキャロット出資したかったフィアレスデザイアです。数年前、姉のサンクチュエールに申し込みましたが、抽選落ち。一口では縁が無い血統ですが、ようやくPOGで獲得できました。しかし、結果的にここでフィデル、ラクスパラディーが消えてしまい…。皆、早すぎる…。どうした?
◎04.トゥデイイズザデイ(父ディープインパクト、母キトゥンズクイーン/牡・池江)
これはナイス指名だったと思ってます。例年ならもうそろそろ牝馬や即戦力にシフトしないといけない順位かなとは思いつつも、牡馬の補強を選択。この選択が今年の方向性を決定付けたかもしれません。ノースヒルズだサンセットクラウドが血統的にも話題ですが、自分はこの馬が今年のノースヒルズの一番馬だと思っています。
◎05.ミッキーワンダー(父ディープインパクト、母キャンプロック/牡・矢作)
正直、この順位で指名すべきか、直前まで悩んでいましたが、これ以上欲しい馬を取られて後悔したくなかったので、早めの決断。今年のディープインパクト産駒の中で一番のグッドルッキングホース。青鹿毛に白い脚元がド派手。見た瞬間に「ダノンプレミアムだ!」と思いました。矢作厩舎の隠し球。
◎06.アグリ(父Caravaggio、母オールドタイムワルツ/牡・安田隆)
即戦力として、グットディールかこの馬が欲しかった。時計や前評判ではグットディールの方が随分と上のようですが、POG期間内での伸びしろも考慮したら、互角もしくはこちらが上と判断しました。あと、最後の決め手は、POG本を初めて読んだ息子(3歳)のオススメ馬、という点ですかね。
◎07.ホウオウブリッツ(父モーリス、母ガールオンファイア/牡・須貝)
この馬ももう少し下位でもいいか?と思いつつも、今年のビギンは上位の指名はしたたかで、即戦力もしっかりキープしており、何かが違う…と感じ、前年にこの馬の兄を指名しているビギン警戒!と思ったんですが、ホウオウライジンとホウオウアマゾンを混同していたことが後から発覚。ほんと今年のドラフトはボケちゃってるなー。
◎08.リアド(父ディープインパクト、母タイタンクイーン/牡・友道)
ドラフト時にも言いましたが、馬は悪くない。いや、むしろ馬は良い、素晴らしい。何もなければ、1位か2位で消える馬ですよね。1位、2位を落としているし、天からの恵み、ということでいただいておきました。
◎09.ショウナンアデイブ(父ディープインパクト、母シーヴ/牡・高野)
続、高額馬シリーズ。全く狙っていませんでしたが、セレクトセールで高額落札されたダノンマイソウル、リアドが取れたので、ついでに取っちゃえって感じの指名ですね。1位からここまでで億超えの馬を6頭も指名してることにあとで気づきました。まあこれもPOGの醍醐味ってことで!
◎10.ショウナンハクラク(父Frankel、母Shonan Adera/牡・松下)
続、ショウナン。このあたりの順位は連想ゲーム的な感じで指名しています。父Frankelに、母父ディープインパクトの掛け合わせで、どんな馬になるか興味津々。2歳女王の母の力にも期待です。
◎11.エンギダルマ(父ルーラーシップ、母アユサン/牡・手塚)
続、ジーワンを取った母&母父ディープインパクト。今年の2歳馬の中で一番輝いてみえた馬体の持ち主。たまたま母がアユサンだったというだけで、完全に馬体オンリーでの指名です。
◎12.ジャスティンエース(父ルーラーシップ、母ガラアフェアー/牡・杉山)
続、好馬体のルーラーシップ産駒。何故かルーラーシップ産駒の馬体に惹かれる。何故だろう、わからない。
◎13.アライバル(父ハービンジャー、母クルミナル/牡・栗田)
連想ゲームはここで終わり。早め始動の馬が少ない感じがしたので、手頃なところで追加。すでにルメールを確保してますし、ドラフト後の調教も秀逸。評判のマイシンフォニーがわざわざ東京デビューを選択してきたので、対決のようだけど、勝つ自信ありです。
◎14.ダノンギャラクシー(父ディープインパクト、母ベネンシアドール/牡・国枝)
この血統ですし、事前情報からしても、デビューは遅いんでしょうね。しかし、毎年遅めながらも期間内に2勝以上の兄姉が多いんですよね。血の底力は間違いないでしょうし、一発に期待ですね。
◎15.グランアプロウソ(父Gun Runner、母Fiducia/牡・松永幹)
昔からビリーヴの子はお気に入りで、何度もお世話になりました。ファリダットのデビュー戦&NHKマイル生観戦、カザンリクの圧倒的な弱さ、ジャンダルムのクラシック挑戦、どれも結果は残せませんでしたが、今となっては良い思い出です。夢のジーワン制覇は次の世代に引き継ぎます。
◎16.アルファヒディ(父ハーツクライ、母ドバイマジェスティ/牡・池江)
ダービー馬&皐月賞馬の弟になっちゃいましたね。お母さんは名繁殖牝馬の仲間入りですね。この馬も期間内ジーワンを、なんてそんな上手い話は…なかなか難しいとは思っていますが、そんな夢も期待してしまうくらい馬自体は良い出来だと思います。
◎17.オールタイムハイ(父ディープインパクト、母ミリアグラシア/牡・池江)
最後にリストに入っていたディープインパクト産駒を2頭指名。1頭目は、池江パパが馬主のこの馬。池江調教師が「全身バネ」「ついにでた」などとコメント。本当に良い馬じゃなければ、自分の父の馬をそこまで褒めないでしょう。池江親子の夢に乗ります。
◎18.アスクオンディープ(父ディープインパクト、母カラズマッチポイント/牡・藤原英)
好馬体のディープ産駒。ノーザン系じゃないので、あまりに世間的には評判になっていないのかもしれませんが、これがノーザンファーム産だったら、ドラフト1位級の良い馬だと思ってます。
◎19.ジョーブリッランテ(父ジョーカプチーノ、母ジョーアラマート/牡・清水久)
秘密兵器。今年のUMASAMURAIの全指名馬の中でもトップクラスに地味な指名でしょう。NZTを勝ったジョーストリクトリの全弟と言えば、何人かはわかるかも?地味な血統ながら兄姉も堅実に走っているし、調教は抜群。人気の即戦力に一泡吹かせてあげましょう。
◎20.アトラクティーボ(父ワンアンドオンリー、母シャンパンルージュ/牡・武藤)
元指名馬ワンアンドオンリーの初年度産駒をノースヒルズ所有馬から指名!まさに愛です。この血統で親子二代ダービー制覇なんて出来たら、カッコ良すぎますよね!!
以上、今年も宜しくお願いします!!