今年のドラフトは95点!
 今年はディープインパクトの牡馬は指名しないという腹を括った作戦が功を奏しました。
 さすがに昨シーズンの牝馬ジーワンを全て勝っているディープインパクト産駒の牝馬を指名しないというところまでは覚悟が出来ませんでしたが、思い切った作戦を取ることで、本当にドラフトが楽に進みました。
 ディープインパクト産駒以外の欲しい馬はほぼ取れましたし、素晴らしいドラフト結果でした。
 こんなに気楽で、かつ満足度が高いドラフトは今までで初めてかもしれません。(この作戦がシーズンの最終結果にどう結び付くかはわかりませんが笑)
 しかしながら、牝馬で最も欲しかったサンクチュエールを落としたことと、想定内の抽選負けでしたがやはり1位(リアアメリア)を落としたことで、僅かに減点としました。
 自分なりのドラフトスタイルを模索中ですが、ようやく1つの形が出来てきたような気がします。来年こそは100点を目指して、引き続き試行錯誤していきます!
 それでは、今年の指名馬を紹介します。 

 リアアメリアのハズレ1位。ドラフト前日まではこの馬か、リメンバーメモリーを1位にしようと考えていたので、結果的に1位で取れたことに満足しています。指名の決め手は、調教過程と血統構成ですかね。
 既に栗東坂路でラスト12.3秒を出していますし、姉は函館2歳の覇者ブランボヌールですから、スピードは折り紙付き。
 父キズナ、母ルシュクルなんて、自分とは無縁血統構成で、まさかこの血統を自分が指名することになるなんて、自分でも驚いています。
 6月16日、函館芝1200mを藤岡佑騎手で予定。 

 母サロミナの産駒はサラキア以来の指名。姉サラキアはデビューは遅かったものの、素晴らしい末脚を武器にクラシックトライアルを賑わせてくれました。
 本馬は美浦ウッドでラスト12秒台前半を連発。姉とは異なり、かなり仕上がりは早そうです。一時は芝1400デビュー?なんて話もありましたが、東京開幕週のマイルで他の有力馬を並ぶ間も無く差し切ることを期待して指名した馬。
 想定通りのレース選択に大満足で、今からデビュー戦が楽しみで仕方ありません。 6月2日、東京芝1600mをレーン騎手で予定。

 今年、一番指名したかった馬です。ノースヒルズの一番馬です。
 Sum34オーナーとの競合には焦りましたが、なんとか獲得出来て良かったです。キズナのPOのSum34オーナー、ごめんなさい!
 親子三代での武豊騎乗でのダービー制覇、そんな夢のようなドラマが実現したら出来過ぎ…と思いながらも、もちろん期待しています。デビュー戦では、シルヴェリオ等の超有力馬達と対決となりそうですが、この馬が伝説の新馬戦の勝者となることを信じています。
 
 6月23日、阪神芝1800mを武豊騎手で予定。 

 3位でサンクチュエールが消え、焦ってディープインパクト牝馬の獲得に走りました。
 昨年の阪神JF、今年の桜花賞、オークス、馬は違えど全てディープインパクト産駒が勝利していますから、牝馬戦線にはディープインパクト産駒が必要不可欠と判断しました。
 ドラフト当日に評価を急上昇させた馬なのですが、理由は忘れてしまいました笑
 ただ、良い馬であることは間違いありません。 

 母の産駒はミッキーアイル以来の指名です。兄ミッキーアイルには本当にお世話になりました。兄以降もコンスタントに2勝以上の産駒を出している優秀な母で、産駒のスピード能力はピカイチです。
 唯一不安点は気性。なんとかマイルまで持ちますように…。 

 ディープインパクトの牡馬を指名しないという方針を決めた時点で、クラシックを狙う上で、上位で押さえなければならないのは、やはりキングカメハメハ産駒とハーツクライ産駒でしょう。
 例年、高額キングカメハメハ産駒を指名しているビギンオーナーを警戒して、本馬を上位指名しました。馬体も良いし、血統も良いし、すべてが高水準の馬だと思います。
 7月21日、中京芝2000mを福永騎手で予定(?) 。

 ディープインパクト産駒の牝馬、3頭目です。
 正直、この馬はもっと上位で消えると思ってたので、この順位で取れたことに驚いています。
 やや幼い感じの馬体だなという印象はありますが、ここにきて急成長をしているらしいですし、アメリカでジーワンを勝ちまくった母と、父ディープインパクトの組み合わせ、だなんて、走る気しかしないですね笑

 ハーツクライ&ジャスタウェイ好きの妻と、良い!ということで、意見が一致した馬。
 めちゃくちゃ高い馬(2億円)だったということは後から知りました。
 サンデー系らしからぬパワフルなゴツい馬体をしていますが、勝ちきれなかった兄サトノエターナルはキレイな馬体をしていたと思うので、逆に良いのでは?と思っています。

 真っ黒な馬体でめちゃくちゃカッコいいブラックタイド産駒。指名理由はただそれだけ。
 血統面では、かろうじて姉ノーブルスコアの存在を知っていた程度です。
 高額馬だとか、シーオブクラスの甥だとか、KTレーシングのことだとか、色々と後から知りました笑 

 ザ・即戦力。即戦力の理想系です。
 早くから短距離で活躍した母に、名スプリンターの父。短距離得意な厩舎で、調教も文句なし。
 夏の小倉はこの馬でいただく予定ですが、唯一の不安は鞍上だけ!?(春のジーワンで痛い目に合っているので…)
 6月8日、阪神芝1200mを北村友騎手で予定。

 個人的に毎年恒例になりそうな大和屋さん所有のジャスタウェイ産駒。
 昨年はカリボールを指名しましたが、今後の活躍が期待できる良い馬ですから、大和屋さんの見る目はさすがです。
 母は高齢ながらコンスタントに活躍馬を出してますし、まだまだ期待しても良いはず。
 6月30日、中京芝1600mを予定(?)

 新種牡馬ゴールドシップから興味本位で1頭指名。
 父から受け継いだ芦毛ですし、函館1800デビュー予定というのも父と同じ。気性は父から受け継いで欲しくないけど、多少荒いくらいの方が走りそうな気もします。
 この馬で札幌2歳ステークスを狙います!
 11位&12位は須貝厩舎のジャスタウェイ&ゴールドシップコンビ、共に活躍してほしいです。 

 ノースヒルズのキズナ産駒の多分3番手。
 名前がカッコいいことと、ノースヒルズのツートップを指名できたので、なんとなく3番目くらいまでは独占しておくか、というのが指名理由。
 ノーザンファーム産のノースヒルズ所有馬という異色の存在ですが、指名の取捨には無関係でした。
 リメンバーメモリー同様、この馬にも武豊騎手に乗ってもらいたい!

 ヴィルシーナ産駒は、ブラヴァスに続き2年連続での指名。
 ブラヴァスは、戦ってきた相手が強かっただけに体質が強ければもっと活躍できたと思っています。
 ヴィルシーナ自体は指名していないけれど、ハルーワスウィート系は好きな血統(血統に興味が無い自分にとって貴重な存在)ですので、今後もガシガシ指名していきます!

 よく走ると言われた金子オーナーの1億円弱くらいの馬枠です。(古い?)
 というのは冗談で、馬体が気に入って指名しました。馬体としては、パワー型でダノングロワールと似たような印象です。
 全兄のマノアフォールズが何故かダート馬なのが気になりますが、そこは金子オーナーの相馬眼と、友道調教師の手腕を信じて、結果が出るのを待ちます!

 意図的ではありませんが、友道調教師3連発。
 昨シーズン活躍してくれたダノンファンタジーへの感謝の気持ちで指名しました。
 全姉のビートフォーセールが何故か地方馬のダート馬なんですが、そこは近藤オーナーの相馬眼と、友道調教師の手腕を信じて…笑
 ダノンファンタジーとは全く違う馬体なので、そこがどう出るか、私にもわかりません。

 牝馬が明らかに足りなかったので、最後に1頭補填。
 兄サトノバリオスに続いて2年連続での指名。サトノバリオスは怪我しなければ、もっと活躍できたんじゃないかなと思っています。デビュー戦の勝ち馬はヴェロックス、2戦目はリオンリオンですからね。
 兄姉達よりもPOG本への露出度が増した印象。馬主が変わった影響もあるとは思いますが、それだけ取り上げられるくらい良い馬だと言うことと前向きに解釈してます。

 とてもバランスの良い馬体をしていますね。兄インヴィクタも似たような感じだった印象があります。
 血統的にも母がハルーワスウィートの妹ということなので、レヴィオーサとは親戚関係にあります。よって、私の好きな血統ということです、はい。
 ロードカナロア産駒ですが、マイルから中距離くらいで、期待しています。

 某POG本に『どうやったって走る、反則級』と見出しがあり、読んでみたらこの馬でした。
 この血統だし、そりゃ間違いないよな、けど、ダート馬かぁと思い、指名する気は無かったんですが、ダート馬でも100パーセント活躍するなら!と思い、指名決行しました。
 しかし、恥ずかしいことなんですが、指名理由を書くまで、パーソナルレジェンドと混同してました…。bambam88オーナー、指名した時に絡んだのは、パーソナルレジェンド産駒はbambam88オーナーが指名していた印象があったからです。すいません。 

 20位枠に相応しい大物が残っていてくれました。19位まで全く指名するつもりはありませんでしたが、リストの中のこの馬の名前が浮き出てきましたね。
 キタサンブラックの弟ということ以外、特筆すべきことはありませんが、DMMバヌーシーの勢いに乗って、本馬も活躍を期待したいですね。武幸調教師の手腕にも期待です。

 以上、今年も宜しくお願いします!!

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