今回の感想としては、今年のドラフト(リスト式)は、難しかった!の一言に尽きます。
2年連続で1位を取り逃がしていたので、今年は1位のブラヴァスが取れたのは良かったです。上位のサートゥルナーリア、ダノンチェイサーあたりを落としたのは痛いけど、これは想定の範囲内。その代わりに、アカネサスとダノンファンタジーも取れましたし、少ないながらも牝馬のラインナップにはかなり満足しています。
誤算(嬉しい誤算でもありますが…)としては、出資馬含め趣味枠の馬を30番あたりよりも下位に置いてあったのですが、そこまで届かず。全体的には、自分のゆかりの血統馬も多く、自分らしい指名にはなっているとは思いますが、もう少し趣味枠を指名したかったかなと思いました。やはり、会議形式でやりたいという思いが強くなりましたね。来年こそはと願っております。
それでは、各馬の指名理由に参りましょう。
◎01.ブラヴァス(父キングカメハメハ、母ヴィルシーナ/牡・友道)
1位じゃなくても取れたかもしれませんが、なんとなく自分にはこの馬が1位ってのが、シックリきました。
祖母のハルーワスウィートの子では、ランギロア、ヴィブロスを指名していますし、もうハルーワスウィート系はほぼ私の血統といっても過言ではないはず(笑)ランギロアを1位指名したときもリスト式でしたし、何か不思議な運命を感じる馬です。
7月8日、中京の芝2000mを武豊騎手で予定。
◎02.アカネサス(父ロードカナロア、母クィーンズバーン/牝・浅見)
今年の即戦力ナンバーワンだと思っています。(自分的に夏の2歳ステークスを狙わなそうな馬は即戦力には含まない笑)
入厩から日が浅いにも関わらず、素晴らしい調教タイムを出していますし、父、母ともに短距離で活躍した馬ですので、まさに夏の2歳ステークス向きの馬。
昨年、ステルヴィオを取り逃がしているので、今年は即戦力ナンバーワン候補を誰にも譲りたくありませんでした!
6月3日、東京の芝1400mをM.デムーロ騎手で予定。
◎03.ダノンファンタジー(父ディープインパクト、母ライフフォーセール/牝・中内田)
今年の牝馬の中でナンバーワンの存在だと思っています。アカネサスとどちらを上に置くか最後まで悩みました。
ゲート合格のあと短期放牧、5月に帰厩してから、かなり良い時計を出しています。デビュー戦は決まっていませんが、阪神のマイル戦かなと思います。
早期入厩だったためか、POG本の露出が少なかったのですが、性別は違えど、ダノン+中内田厩舎のディープ産駒で6月の阪神デビューということで、ダノンプレミアムと共通項が多いです。3位での獲得に大満足です。
◎04.サトノバリオス(父ディープインパクト、母ヒアトゥウィン/牡・池江)
私のオークス本命馬の弟です(汗)。オークスの予想をしてるときにリスト入りが決まりました。
比較的POG本への露出度は低かったことと、やはり世間的にはセレクト組やノーザンF産のディープ牡馬のほうが人気のためか、4位でも取れましたね。これは美味しい指名だったと思います。
姉同様、2000m〜2400mのクラシックディスタンスでの活躍を期待しています!
◎05.セントレオナード(父ディープインパクト、母リリーオブザヴァレー/牡・堀)
ドラフト結果が発表されたときに1番ビックリしたのがこの馬が取れていたこと。社台ファームの1番馬だと思っているので、もっと上位でアッサリ消えることを想定してました。
これは会議式だったら、取れていなかった(取っていなかった)んじゃないかなと思いますし、今年の指名馬の中では最も自分らしくない指名かなとも思いますね。
リスト式だからこそ出会えた奇跡ですね。
◎06.ブルーアガヴェ(父ディープインパクト、母ペイトンドーロ/牡・奥村武)
実はディープインパクトの牡馬の中で1番取りたかったのがこの馬。兄姉は走っていませんが、金子オーナーがセレクトセールで見染めた馬ですし、すでに入厩しており順調そのもの。おそらく東京デビューでしょう。
出資馬のタッチングムービーを預かってもらっている縁もあり、奥村武厩舎には期待しております。
◎07.オーサムウインド(父ディープインパクト、母オーサムフェザー/牝・友道)
まだ若干小柄なようですが、なかなか良い馬体をしていますし、ディープインパクト産駒の牝馬ならこのくらいでも全く問題ないでしょう。
この母馬には連続してディープインパクトが付けられてることからも、母馬のポテンシャルに対する牧場側の期待の表れだと思いますし、きっと本馬の出来も良いのでは、と思っています。
◎08.コントラチェック(父ディープインパクト、母リッチダンサー/牝・藤沢和)
兄フラットレーに続いて2年連続の指名です。断念しましたが、リアル出資を検討していた馬でもあります。
フラットレーは新馬勝ちのあと、歯車が噛み合わなくなってしまったような感じですが、実力はあんなものではないはず。
兄たちのセン馬率が高いように気性の危うさと隣り合わせの血統ですが、牝馬のほうがその気性の激しさを上手く走るほうに持っていけるのでは、と期待しています。
◎09.シトラスノート(父ロードカナロア、母エピセアローム/牝・石坂正)
夏の2歳ステークス狙いの即戦力、2頭目です。
セントウルステークスでワンツーとなった母父が結ばれたというのも、血のロマンを感じますし、スプリント重賞が良く似合う。
すでに入厩済で、阪神初日のマイル戦(鞍上は川田)でデビュー予定。2日目の1400だと思っていたので、意外でしたが、期待しています。
開幕戦で勝利すればマイル路線の王道を歩んでほしいですし、もし負けても小倉2歳ステークス母娘制覇を狙ってほしいと思っています。
6月2日、阪神芝1600mを川田騎手で予定。
◎10.カリボール(父ジャスタウェイ、母レイズアンドコール/牡・須貝)
現役時代、妻と一緒に応援していたジャスタウェイ、種牡馬としてももちろん期待してます。
この馬よりも上位に置いていたアドマイヤジャスタを取り逃がしてしまったのは仕方ないと思っていますが、この馬が取れたことにはホッとしました。
厩舎、馬主ともジャスタウェイのコンビですし、兄は元指名馬のモンドキャンノ。馬体も文句なしに良いです。これは私が取らないわけにはいかないでしょう。
◎11.ミッキーブラック(父ブラックタイド、母マラコスタムブラダ/牡・音無)
キタサンブラックの活躍で、ずっと応援している元POのブラックタイドの評価が徐々に上がってきたことを嬉しく思っています。
この馬は今年のブラックタイド産駒の代表格。リストを作成していたときには、趣味枠としてコメートの全弟や出資馬プロスペリティも指名する気満々だったんですが、そこまで順位が至らず。誤算でしたが、この馬だけでも指名できてよかったです!
◎12.ミディオーサ(父ディープインパクト、母ミスエーニョ/牝・堀)
ミカリーニョに続いて2年連続の指名です。我が指名馬たちは複数年連続が多い!?
父がハーツクライからディープインパクトに替わり、厩舎も木村厩舎から堀厩舎に替わり、さらには6月末にデビュー予定と、姉から全体的にレベルアップした感じ。
意外と人気の盲点になっていたかもしれませんが、これは一発ありそうですよ。
◎13.マイディアライフ(父ジャスタウェイ、母ペルヴィアンリリー/牡・高橋忠)
ジャスタウェイ産駒2頭目。この馬は、厩舎に興味があって指名してみました。
今年の2歳馬を調査するまでは知らない厩舎だったんです。(ファインニードルの厩舎だってことも後から知りました。)
けど、興味が湧いたのは、JRAホームページでの高橋調教師の笑顔と、高橋厩舎のホームページです。なんてファンサービス精神が旺盛なんだろうと、びっくりしましたね。
どんな人かもっと知りたい、もし気に入ればいつかこの厩舎の馬に出資したい、そんな想いでの指名です。
◎14.プルクラ(父ジャスタウェイ、母ピリカ/牡・堀)
続けて、またジャスタウェイ産駒。金子オーナーがセレクトセールで落札した高額馬です。(アドマイヤジャスタの次点)
ほとんど情報がないので、直感です。正直、この馬を取るんだったら…と今さら思っているのはここだけの話…(笑)
◎15.ゴータイミング(父ディープインパクト、母サラフィナ/牡・松永幹)
サラフィナの子の獲得は、ジェニアル、プリュスに続いて3年連続となりました。
この馬自身はよくわかりませんが、もうここまで来ると愛というか、縁というか(笑)
当たりが出ても出なくても、ずっと指名し続ける覚悟ですし、いつか母のポテンシャルを引き継いだ素晴らしい馬が現れると信じています。
◎16.エクリヴァン(父ジャスタウェイ、母キャッチータイトル/牡・田村)
ジャスタウェイ産駒、4頭目!取れすぎ!!
この馬は1歳募集時のときから目を付けていました。メジャーエンブレムの弟ですから、血統だけなら今年のジャスタウェイ産駒の中でナンバーワンでしょう。
あと一つ、指名した理由がありますが、それは秘密(笑)
◎17.ブルスクーロ(父キンシャサノキセキ、母ダークサファイア/牡・池添学)
コーディエライトの弟、こちらも2年連続となりました。
昨年はコーディエライトには早い時期から楽しませてもらいましたが、重賞制覇まであと一歩でしたね。
この馬も早期デビュー予定ですので、夏の2歳重賞を狙います。指名馬一丸となって、史上初の夏の2歳重賞4冠を目指してます。
◎18.ミッキースピリット(父ディープインパクト、母フリーティングスピリット/牡・音無)
個人的にはディープインパクト産駒の隠し玉と思っています。
野田みづきオーナーがセレクトセールで落札したディープインパクト産駒で、母系がDanzig系、音無厩舎ということで、元指名馬ミッキーアイルとの共通点が多いです。
全兄は、スプリント戦を使われていて未勝利を脱出できていませんが、本馬にはマイルから中距離くらいで活躍を期待しています。
◎19.バニュルス(父ロードカナロア、母ピーチブローフィズ/牡・藤原英)
金子オーナーがセレクトセールで落札したロードカナロア産駒。
金子馬3頭目。リスト式だからもっとバラけるかと思っていましたが、固め打ちみたいになってしまいました(笑)
この馬も母ピリカと同様にあまり情報がないので、直感です。
◎20.キスラー(父ディープインパクト、母シャンパンドーロ/牡・池江)
兄カザンに続き、またまた2年連続指名です。
リストを提出した際にはもっと上の順位に繰り上がってくるだろうと思いましたが、改めて振り返ると20位に相応しい馬(余り物の大物っぽい馬という意味で…)かもしれない、と思いました(笑)
ここまできたら、来年の全妹も指名するっきゃないですね!!
以上、今年も宜しくお願いします!!