どうも、でぃーぷです。
第2回は、各指名馬の指名理由を公開いたします。(ドラフト回顧はしません。)
1位 ヘヴンリーブリス
この子は1歳の頃から良い馬体をしていたので注目していて、獲ることは決めていました。ただ、まさか1位になるとは思っていませんでした。母ビワハイジがずっと1位にいたんですが、ギャロップPOG本のDVDを観て、この馬が1位になりました。見た瞬間に鳥肌が立ったんです。アドマイヤメイン以来の衝撃で す。デビュー前の2歳馬の中に、3歳オープンクラスの馬がいるような、そんな感じです。バランス、筋肉、毛艶、すべてにおいて文句なし。1歳の頃から注目 していた馬が、自分の想像以上の成長を遂げて、素晴らしい馬になったんですから、これは絶対に譲れないでしょう!
2位 グルヴェイグ
『まさかこの馬が1位で消えないとは・・・じゃあ獲っちゃおう!うわっ2位でも非抽選で獲れちゃった!!』そんな感じです(笑)馬体を見たときの感想は、『さすがエアグルーヴ。よくもまぁ毎年毎年良い馬を産むもんだなぁ』と感心したのを覚えています。血統的にもディープインパクト×エアグルーヴですから、 今の日本でも1、2を争うくらいの超良血で非の打ちどころ無し。でも、エアグルーヴは、ビギンオーナーのお気に入り。私には縁の無い馬と思っていました。 確実に1位で消えると思っていたので、嬉しい誤算です。
3位 アドマイヤカーリン
ここらでディープの牡馬を獲っておこうと思い、ヴィジャイを指名しましたが、抽選負けで獲得失敗。1、2位は最高の形になりましたが、さすがに3位までは上手くいきませんでした。というわけで、ハズレ3位として、同じディープ牡馬のこの馬を指名。この馬のことを一言で表現すると、『カッコいい馬』。黒光りする毛艶、スラッと伸びた長い脚、凛々しくて小さい顔、本当にカッコいい。血統的に晩成の長距離馬という可能性はありますが、なんとかダービーに間に合ってほしい逸材です。
4位 パッションダンス
続けてクラシック狙いのディープ牡馬を、というわけでこの馬をチョイス。個人的に姉アドマイヤキッスに思い入れがあって上位で指名しました。アドマイヤ キッスは自分が過去指名した牝馬の中で、一番きれいな馬でした。そして、能力も素晴らしかった。GIでは勝ち切れなかったけど、きっと良いお母さんになる んだろうなぁと思っていました。悔やまれる急逝。私はキッスの亡くなった年の春に生まれたこの弟に姉の果たせなかったクラシック制覇の夢を託しました。
5位 デボネア
聞いて下さい。当初はこの馬、こんなに上位で取る気はなかったんです。すばらしい馬であるとは馬体を見たときから感じていたので、下位のほうで秘密兵器としてこっそり取るつもりでした。でも、そんな私の計画は、競馬王POG本にあっさりと崩されました(笑)なんと、この馬『ダーレーの1番馬』だと書いてあ るじゃありませんか!!見たときには本当にびっくりしました。でも、自分の相馬眼に狂いはなかったと確信できたのも事実。堂々と上位で指名させていただき ました!
6位 サトノペガサス
本家は1位で消えてしまったのでコチラを指名。意外と人気の盲点だったのかもしれませんね。バラ一族とディープは合うと思っています。小柄な馬が活躍する 母系×小柄な父で相性良いんじゃないかなと。そして、この子もやはり小柄。でも、全く華奢な感じはしなくて、しっかりとバランスが整っていて、なおかつ柔 軟性のありそうな感じ。指名したディープインパクト牡馬の中では、一番父のイメージに近い馬だと思っています。
7位 スマートロビン
ディープインパクト産駒にしては珍しい超大型馬。520キロくらいあるそうです。けど、馬体は全く重苦しさを感じさせない好馬体。この恵まれた馬体を松田国厩舎で極限まで鍛えられたら、どんな凄い馬になるんだろうか。ただ、リファールの2×4なので、それが気性的な問題を引き起こす可能性はあると思いま す。リファール系の母にディープインパクトの配合がどうなるのか見守っていきたいと思っています。気性と脚元に問題が起きなければ、どんでもない馬になる 可能性を秘めていると思います。
8位 モスカートローザ
ディープの早期デビュー馬を指名したかった。(6月26日阪神芝1400mを予定)。また、この子の馬体の良さは1歳時から注目していました。血統的に も、母はフライングアップルからずっと注目している馬です。父もディープですし、いろいろと思い入れのある馬なんです。POG本の関係者コメントでは、牧 場側のコメント&調教師のコメントともに『飛ぶようだ』とのことで、今からその走りが楽しみで仕方ありません。もしもシュプリームギフトが負けるようだ と、この馬がディープインパクト産駒初勝利の可能性もあるかもしれませんね。
9位 テンペル
母シーズアンはビーオブザバン以来ずっと注目し続けている馬です。当然、この子もセレクトセールで取引されたときから注目していました。馬体評価として は、大型馬で見た目もまだまだ緩い感じ。私の指名馬の中では珍しく、馬体的なインパクトのほとんど無い馬です。血統的なポテンシャルは相当なものがあると 信じていますし、緩いながらもバランスは良さそうな馬体なので、成長と共に変わってくると思います。変身に期待です。
10位 ガムラン
筋骨隆々の馬体に一目ぼれしました。今季の指名馬の中でナンバー1の威圧感です。血統のイメージと馬体のイメージがぴったり合いました。でも、シンボリクリスエス産駒の重苦しさは感じません。父シンボリクリスエス、母の弟にヴァーミリアンですから、ダートは間違いなく上手いでしょう。しかし、芝での走りも見てみたい。きっとただのダート馬じゃないはず。そんなふうに思わせてくれる魅力的な馬です。
11位 コパノハリケーン
志半ばで引退した父の無念を晴らしてほしい、という想いで指名しました。父オンファイアは無事ならGIを獲れた器だったと、いまだに信じています。最後のレースとなった東スポ杯では、後の2歳チャンプ・2冠馬と差のない競馬をしてましたからね。そんな父の初年度は、お相手の質はイマイチだけど、数は十分集 まった感じですね。きっと活躍馬が出てきてくれると思います。それがこの子だったら最高です!今後、オンファイアの子は毎年1頭は指名していきたいです。
12位 ヒッショースマイル
ロブロイは初年度から期待していた種牡馬で、昨年他のPOGでは2頭指名し、さらには出資しているほどです。期待に背くことなく今春大活躍のロブロイ産 駒。特に牝馬はオークスに6頭も出走させて、もの凄い勢いですね。そんなこともあって今年も少なくとも1頭は指名したかったんです。本馬の馬っぷりの良さ はロブロイ牝馬の中で、ズバ抜けていると思います。血統的にも馬体的にも府中の2400mがぴったりな印象です。
13位 アドマイヤエレノア
馬体は小柄だけど、バランスが良く、上品なオーラを感じさせる。父ディープをそのまま牝馬にした感じ。セレクトセールで近藤会長が高額で落札した馬の割にメディアへの露出が少なく、こんな下位で獲れちゃいました。気性に問題があるという関係者コメントも人気を下げる要因だったかもしれませんね。でも、サンデー系の牝馬は少しカリカリしているくらいは問題ないはずです。今年の指名馬の中で一番美味しい指名だったと思います。
14位 ロビンフット
東の即戦力。ドラフト直前に『ヤバイ!今年は即戦力候補が少ない』と思い、血まなこになって探しました。そしたら、いました、この馬が。他の2歳馬たちが ラスト1Fで12秒台前半を出すのもめずらしいこの時期に、美浦坂路でラスト1F11.5秒を計時。計時ミスじゃないか?と思ったほど。本当に驚きまし た。血統的には、父ゼンノエルシドがどうなのかちょっと不安ですが、母父サンデーサイレンスの底力でカバーしてくれるはずです。
15位 アルゴリズム
この順位で獲れるなら、と思い指名。いろんなPOG本を読みましたが、どの本にも『今年のノースヒルズの1番馬』と紹介されています。ノースヒルズ&アグ ネスタキオン好きのチュカイオーナーが上位で獲らなかったのがいまだに不思議です。やっぱり芦毛だからでしょうかねぇ。タキオン産駒は栗毛のほうが走って ますからね。チュカイオーナー、今度理由教えてくださいね!
16位 アドマイヤバーラム
スペシャルウィーク産駒らしいスラッとしたキレイな体型に惹かれました。ビギンオーナーからは、『この母親は毎年こんな感じの子を出してる』と言われました。たしかにそうなんです。知ってますが、気にしません(笑)こういうタイプの馬体の馬がこれからどのように成長するか興味半分で指名。力強さが加わってくれば化けると思うんだけどなぁ。
17位 クロドレコー
正直言ってクロフネ牡馬に興味はなかったので、指名しようかすごく迷ってました。それに、兄姉2頭はフレンチ産駒で、まともに何走もして未勝利・・・。クロフネも血統的には似ているわけで・・・。こんな馬、普通は指名しません(笑)それでも、指名した理由は、やはり”馬体”ですね。血統も見ずにパッと写真 を見たとき、バランスの良さ、黒く輝く馬体に、サンデーサイレンス産駒かと思いました。そしたら、やはり母父にサンデーサイレンス。母父の影響が強く出て いると信じ、指名を決定。
18位 サクラベル
西の即戦力。14位のロビンフットと同時に見つけたのがこの馬です。栗東坂路でラスト1F12.3秒を計時。入厩から2週間程度でこのタイムを出している し、ゲートのタイムも12秒台を連発しているので、素質があるのは間違いなさそう。血統的にも、母父がサクラバクシンオーなので、短距離も合っているんじゃないでしょうか。夏の北海道の大穴候補はこの馬です!
19位 マリアンデール
馬体良。父ハーツクライの子は腹袋が大きくて、丈夫そうな子が多いですね。なんとなくサンデー系というよりかは、ブライアンズタイム系に似ているイメージなんですが、どうでしょうか。馬体派の私としては、ハーツクライの子たちがどんなタイプに育つのか気になっています。この子を追いかけて、見守っていきたいと思っています。
20位 アストリンジャー
ドラフト前日に指名候補に入ったのがこの馬です。ずばり指名理由は”馬体”のみ。あまり調査する時間がなく、ドラフト段階では、母名もちょっぴり勘違いし ていたし、厩舎も知らなかった。そして、いまだにオーナーはわかりません(笑)後から知ったんですが、母の半弟にエンドスウィープ。なにげに良血。たぶんメンバーは誰もこの馬のことは知らなかったんじゃないかなぁ。それにしても、吉澤ステーブルは良い馬に育てるよなぁと感心。
指名理由は以上です。