今年は初のリスト提出形式のドラフトで指名途中に色々と考えることが出来ないので…、バランスは無視して順位を決めました。
 結果は予定よりディープインパクト産駒が多かったり、厩舎が偏ってしまったというのはありますが、自分らしいラインアップにはなったような気がします。
 それでは指名理由です。

 今年はなかなか1位が決まらなかったのですが、兄レイエンダの夏木立賞を東京競馬場で観戦して決意が固まりました。
 母ラドラーダの仔は3頭合計で25戦11勝、レイデオロはダービーも勝っています。安定感は今や日本一と言っても過言ではないでしょう。
 父はロードカナロアになり距離はマイル向きになるかもしれませんが、同じ父のアーモンドアイがオークスを勝ちましたし、皐月賞・ダービーも大丈夫な気がしてきました。
 これで3年連続の指名になりますので…皆さん、わかってますよね?笑

 母のガールオンファイアはラドラーダの妹なので、同じ一族からの1位・2位になりました。2頭とも母がレディブロンドですね。改めてウインドインハーヘア一族って凄いんだなって思います。
 この馬はセレクトセールで1億8000万なのですが、キングカメハメハの高額馬といえばダイワキャグニーで楽しい思いをさせてもらいました。この馬にはもっと大きな活躍を期待しています。ただこの厩舎は2歳の入厩予定馬が多すぎですから、順番が来た時にキッチリ勝ち上がることがポイントになるかもしれませんね。

 まさか今さらマジックストームの仔を指名することになるとは思いませんでした。晩成傾向なのはわかっているのですが、何というか…この配合にビビっときました。もしかしたら、一番最初に上位指名が確定した馬かもしれません。リストでは4番目に置いていたので心配でしたが、指名出来て本当に良かったです。

 この馬は完全にマイル路線狙いです。兄のサトノアーサーはダービーでも好走していますが、父が替わったこの馬は血統的にも短いところが合いそうです。
 まだロードカナロア産駒が大活躍を始める前のセレクトセールで1億8000万円というのが、馬の良さを物語ってると思います。欲を出さずに、マイル路線を突き進んで欲しいです。

 今年は18位がグローバルピースの仔なので、一族から2頭の指名となりました。ホエールキャプチャの母がグローバルピースです。
 指名が決まってから気が付いたのですが、この馬もセレクトセールで1億7000万円なので、この世代のディープインパクト産駒以外のセレクトセール高額馬の1・2・3番目を指名したことになりました。結構長くPOGをやっているのに素人感が…(笑)

 今回は牡馬と牝馬のバランスは考えずに順位を決めましたが、牝馬ではこの馬が最上位の指名となりました。姉のシグナライズに続いての指名になります。
 姉は期間内2勝で重賞にも出走しましたが、少し気性に問題がありました。そういった気性面の不安や日本の馬場への適正を考えると、父がFrankelからロードカナロアに替わったことはプラスになると思います。母の能力は間違いないと思うので、とても期待しています。

 活躍馬を多く輩出しているフサイチエアデール一族です。曾祖母がフサイチエアデールなのですが、19位で実仔も指名というのは不思議な感じですね。すごく好きな一族ですし、この馬はとにかく見た目が良いと思いました。
 昨年はオルフェーヴル産駒を2頭指名して共に未勝利に終わってしまいましたが、今年は5位と8位という上位での指名になりました。また勝てなかったら、相性が悪いこと確定ですね。

 ディープインパクト産駒の1番手はこの馬にしました。この順位ですけど。
 兄のワールドエースはきさらぎ賞を勝ち、皐月賞2着、ダービーでは1番人気に推されたほどの馬です。母の仔ではワールドエース以来の牡馬、さらにセレクトセールで2憶4000万です。よくこの順位まで残ってくれてました。
 目標は当然ダービー、福永騎手の2連覇が見えます!

 シルクで最高額の1億円で募集された馬です。
 姉のサロニカ・サラキアはGI出走に届きませんでしたが、素質は間違いないはずです。姉は共に430キロぐらいでしたが、この馬は現時点で500キロ超え、初の牡馬ということで狙い目だと思いました。

 最近の姉ソウルスターリングの不調の影響か、この順位で指名できました。期間内にGIを2勝した馬の妹で普通に評判も良いですから、残っていたのが不思議なくらいです。私に指名しろということだったと受けとっておきます。

 姉のオールフォーラヴに続いての指名です。
 成長が遅めというのはありますが、上の活躍を見てもレディアルバローザの母としての能力はとても高いと思います。しかもこの系統は牝馬が走る傾向があるので、来年のオークスで姉のリベンジを果たしてほしいです。

 持ち込み後2番目の仔でディープインパクト産駒、兄は札幌2歳Sで2着、叔父はサトノクラウン、藤沢和雄厩舎。ホームラン狙いでの指名です。

 トーセンさんとは相性が良い気がするので、1頭指名したいと考えてました。トーセンさん、ディープインパクト産駒、社台F生まれ、セレクトセールの高額馬、角居厩舎。ドラ1レベルの字面ですよね。
 姉2頭が未勝利なのが評価を下げてしまっているのかもしれませんが、今回は牡馬なので違う面が出てくることを期待しています。
 そして弟は社台での募集額トップ!これはお兄さん、負けてられないね。

 兄のキラーコンテンツを指名して痛い目にあいましたが、懲りずにチャレンジです。
 母の血統・兄の走りから距離はマイルまでもてば良しな感じですが、牝馬だから問題なしです。
 兄と違って順調に調整されているようなので、早いデビューも視野に入っているようです。

 晴れてダービー馬の下を指名したことになりました(笑)
 16位ですから、結果的にすっごくおいしい指名になったと喜んでます。ワグネリアンも初仔のテンダリーヴォイスも同じ父ですから、相性は抜群でしょう。
 今は450キロくらいですが、もう少し大きくなってくれればいいですね。

 エンジェルフェイス以来、3シーズン振りの指名です。12位のアルテラローザの叔母にあたります。
 しつこいようですが、この一族は牝馬が走るので、どちらかはクラシック路線に顔を出してくれるはずです。

 ホエールキャプチャの妹です。グローバルピースの仔は毎年迷うのですが、パスクアメリカーナは指名できず…。今年はチャレンジします。
 姉と遜色ないとのコメントも出てますから、2歳GIに出れるように頑張ってほしいです。

 クロフネはもう20歳、フサイチエアデエールは22歳になるんですね…。現役の頃はそうでもなかったのですが父としてのクロフネは好きですし、これまでも何頭か指名してきましたが、今年は良い馬が2頭もいたので思い切って両方指名しました。
 母は高齢ですし、しばらく活躍馬も出ていないので厳しい見方が多いと思います。でもクロフネの牝馬でセレクトセール5600万円、金子オーナーですから普通に期待しています。目指せ、フサイチリシャール超え。

 一昨年のゼロメリディアンを指名して未勝利、昨年のアルーシャは指名できず重賞3着、なかなか上手くいかないものですね。
 ダート馬の母にディープインパクトというのは今の流行りですし、初めての牡馬ということも魅力的かなと思いました。ゼロメリディアンが走っていないのに1億円という強気な価格設定(サンデーレーシング)も指名した理由の一つです。
 20位は毎年余った大物を指名してますが、今年も(そこそこ)大物を指名する形になって良かったです。

 以上、2018−2019シーズンの指名理由でした。
 
 UMASAMURAIも来年で10周年になりますね。
 皆様、今年&来年以降も末永くよろしくお願いします。

,