昨シーズンはUMASAMURAIが発足して7シーズン目、ついに初優勝を果たしました。
 これまでGI勝利すらなかったのに阪神JF、オークス、ダービーを勝利し59800ポイント。盆と正月がいっぺんに来たようなものです。

 しかし少し内容を振り返ってみると…
 指名したディープインパクト産駒9頭が5勝で3400ポイント、実に5頭が未勝利という結果となりました(ちなみに未勝利馬は指名20頭中6頭)。ここがもう少し勝てれば、過去最高ポイントも夢ではなかったはず。今シーズンも8頭のディープインパクト産駒を指名してるので、今度はこの中からGI馬が出てくる事を期待したいです。 
 さて、今シーズンのドラフトについてです。
 特に作戦もなく素直に欲しい馬を指名していったのですが、終わった後に改めてラインアップを見てみると、なかなか大振りしたなという印象です。
 普段長打を打たないバッターが(=いつもBクラスの私が)、珍しくホームランを打って(=初めて優勝して)、次の打席も勘違いしてホームラン狙っちゃう(=GI勝ちたくて大物候補ばかり指名しちゃう)、みたいな…。
 まあでも欲しかった馬は大体指名出来ましたし、ドラフトの出来としては「90点」くらい付けてもいいと思います。
 では、その大物候補たちの指名理由です。

 今年の1位はすぐ決まりました。
 正直、他に1位でいきたい馬がいなかったので…。
 兄のシルバーステートは今年のドラフト前日に1年半ぶりのレースを圧勝したように、無事ならば既にGIを勝っていてもおかしくない馬。競合覚悟での指名でしたが、サイコロ対決に見事に勝利しました。
 目標は当然ダービー。

 快速馬ミッキーアイルの全妹。
 そのミッキーアイル以来のディープインパクト産駒、評判も上々ということで、牝馬では1番手の評価でした。2位か3位か迷いましたが、競合になったのでこの順位で正解でした。
 阪神デビューの予定なのでまずは2歳GI、そして桜花賞へと進んで欲しいです。

 この馬を指名しないわけにはいかないでしょう。昨シーズン、私を優勝に導いてくれたダービー馬・レイデオロの全弟です。まあ、ドラフト時はダービー馬ではなかったですけど。
 ルメール騎手での札幌デビューも決まり、期待は膨らむばかり。
 3位まで残ってて良かった。本当に素晴らしい母です。一生ついて行きますので、よろしくお願いします。

 昨シーズンの指名馬トリコロールブルーは残念ながらダービーには出走できませんでしたが、とても楽しませてもらいました。
 父はステイゴールドからディープインパクトになり、よりクラシック向きになったと思います。全兄のワールドインパクトは青葉賞2着ですし、ダービー狙いの指名です。

 オルフェーヴルの仔は1頭か2頭欲しいと思っていました。5位は予定よりちょっと早いですけど、指名後のチュカイオーナーの反応を見て結果オーライかなと。
 母父Monsunはソウルスターリングと同じで勢いもありそうです。父の産駒の初重賞勝ちはこの馬が決めてくれるでしょう。

 2連続新種牡馬、今度はロードカナロア産駒です。
 父はスプリンターなので、POGでは牡馬より牝馬を指名したいと考えてました。何頭か候補はいましたが、その中で評判が良く、姉もデイリー杯を勝ったジューヌエコールということでこの馬をチョイス。
 フィリーズレビュー勝ちをイメージしてますが、悪くても2勝は出来るんじゃないでしょうか。

 姉のエレクトロニカは抽選負けで悔しい思いをしました。
 母へは3年連続でディープインパクトを付けているので、社台の期待は大きいはず。姉は初仔で小さいですが、この仔は既に490キロあります。走るパターンじゃないかなと思います。

 ビッシュの半妹です。
 セレクトセールでは牝馬ながら7600万円の値がつきました。
 姉は父ディープインパクトで年明けデビューになりましたが、この仔は新潟デビュー予定。早期デビューからクラシックへ駒を進めてもらいたいです。

 セレクトセールで8600万円。マンハッタンカフェ産駒でです。よっぽど馬が良いんでしょう。
 母のアガルタはキングカメハメハとブロードアピールの仔ということで血統もしっかり筋が通ってますし、ダートでもいけるんじゃないでしょうか。
 ノーザンF・セレクトセール高額馬・金子オーナー・角居厩舎・デビュー早い、素晴らしい字面ですね。

 トーセンゲイル(期間内未勝利)、パーシーズベスト(1勝)、ステッドファスト(未勝利)…、これで4年連続指名です。しかもみんな父ディープインパクト。なかなか残念な成績が続いてますが、もう今さら引けません。今年はシルクで1億円で募集されてるので、特に期待しています!

 Frankel産駒の第1弾。
 ソウルスターリングには楽しい思いをさせてもらったので、当然父の産駒は欲しいと思っていました。その中でちゃんと情報があり、血が濃すぎない馬となるとこのあたりかなと。
 しかしすごい血統ですね…、大物感たっぷりです。

 去年、兄のロードアルバータを指名出来ず残念な思いをしたので、今年も中位まで残ってたら指名しようと考えてました。
 その兄はパッとしない成績が続いてますが、プリンシパルSでようやく素質の片鱗を見せたと思います。
 叔母のキャトルフィーユやエンジェルフェイスが活躍したように、この系統は牝馬が走ると思っているので楽しみです。

 マルセリーナ、グランデッツァと2年連続で期間内重賞馬を出した母。久しぶりにデビュー出来そうな仔の登場です。母のポテンシャルは間違いなく高いですし、まだ見限るのは早いと思っています。
 新潟デビューも予定されていますし、自分の中では隠し玉的な存在です。とにかく問題は精神面でしょう。

 まだ指名されないのかなーと思ってましたが、こんな下位まで残ってるとはラッキーでした。
 兄のハートレーのホープフルSを中山競馬場で見て、クラシックはこの馬だと思った記憶があります。父はディープインパクトからオルフェーヴルに代わりましたし芦毛で牝馬なので、兄とはまた違ったタイプかもしれませんが、期待はとても大きいです。
 しつこいようですが、14位なんてホントにラッキーです。

 もうアヴェンチュラの仔がいるんですね、時が流れるのは早いものです。
 あんまり指名する気はなかったのですが、余っていた母の名前に釣られてしまいました。
 最近は振るわないですが活躍馬の多い一族ですから、またいつ活躍馬が出てもおかしくないと思います。

 父はFrankel、母はヴェルメイユ賞2着馬。活躍馬の母とFrankelの組み合わせという、ソウルスターリングの二匹目のドジョウ狙いです。
 12位のオールフォーラヴと並んでロードホースクラブの牝馬最高価格なので、どちらかは走って欲しいです。

 シルクホースクラブの1億超えの馬を4頭中3頭してしまいました(4位、10位と同様に)。
 この馬もなぜここまで残っていたのかな、という印象です。姉は2歳GIを勝ったローブディサージュなので仕上がりも遅くないでしょうし、なんかおいしい指名だったなと思います。

 ミクロコスモスが好きだったので。
 母は持っているポテンシャルの半分も出せなかったと今でも思っています。GIで好走したり、条件戦で大敗したり…。とにかく精神面が課題の馬でした。
 一つ上の兄はクロフネ産駒で期間内2勝、やはり力はあるはすです。父がキングカメハメハに代わり、期待は大きくなります。

 19位は恒例の大物指名。
 余っている理由は当然わかっていましたが、この順位ならイイかと思い指名しました。サトノの一番馬と言われてますし、手術の影響は大きくないとのことなので、誰か指名するかと思ってたのですが。
 始動は遅くなりますが、年明けデビューで青葉賞からダービーに進んでほしいです。

 最後のサイコロ対決も見事に勝利し、Frankelキャラを完全に確立しました!
 指名しづらいのはわかりますが、まさか最後まで残っているとは…。Frankel産駒を3頭も獲ってしまいましたが、どれかは活躍してくれるでしょう。

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