UMASAMURAIが始まって既に4シーズンが経ちました。私ビギンは5位・4位・7位・4位と1度も上位に顔を出せず、前述の言葉=レッテルを貼られても仕方がないような成績が続いています。何かを変えなければいけない、そんな中で意図せず変わってしまった事があります。
それは「調査に掛けた時間」です。
これまで毎シーズン、ドラフトまでに多大なお金と時間を掛けてきました。しかし今シーズンは本や新聞は買い漁ったものの、なかなか時間が取れず、今までと比べると一夜漬けのような形でドラフトを迎えてしまいました。
とりあえず欲しいと思っていた馬はほとんど取れましたし、ドラフトは「90点」と言いたいところですが、そもそもが調査不足なので「70点」くらいだと感じています。
いきなり言い訳をかましてしまいましたが、素晴らしい馬達を指名できたことは間違いありません。調査時間が減った事によりPOG本の情報に頼った指名になりましたが、最近は評判馬がそのまま走るケースが多くなった気がしますし、いい方向に風向きが変わればと思います。
では、指名理由です!
1位 トーセンゲイル 父ディープインパクト 母パーシステントリー 牡馬 池江厩舎
皆さんの予想通り、1位はこの馬です。トーセンホマレボシ・トーセンスターダムと父ディープインパクト・池江厩舎・セレクトセールのラインを指名してき て、この馬を逃すわけにはいかないでしょう。本当は2位でも大丈夫じゃないかとも思ってましたが、確実に獲得するために1位指名となりました。
2位 パラダイスリッジ 父ディープインパクト 母クロウキャニオン 牝馬 池江厩舎
1位に続いて、父ディープインパクト・池江厩舎です。これで自分の中での牡馬・牝馬の1番手を指名出来たことになりました。兄達はみんな活躍してますし ダート適性もあるでしょうから、最悪でも2勝は堅いと思っています。ただクロウキャニオンの子を指名したことは、自分としては少し意外な気がしますね。
3位 ラヴィダフェリース 父ディープインパクト 母アドマイヤハッピー 牡馬 池江厩舎
1位・2位に続いて、父ディープインパクト・池江厩舎です。えげつない指名ですね~、なんか原点に帰った感じがします。なかなか評判通りに走らない母の子ですが、この馬は「アドマイヤハッピーの最高傑作」ですからね。ウォータクティクスより上ということは、きさらぎ賞くらいは余裕でしょう。
4位 マンハッタンキング 父キングカメハメハ 母マンハッタンフィズ 牡馬 石坂厩舎
指名した時の静かな感じ…、早すぎましたか?兄姉達の名前を見れば、間違いない馬だと思うんですけどね。前からマンハッタンフィズの子を指名したかったので、非常に楽しみにしてます。
5位 レッドメアラス 父ステイゴールド 母セイランクイーン 牝馬 須貝厩舎
好調の東京サラブレッドクラブ、ステイゴールド、須貝厩舎、そして評判も上々。しかも母父はメジロマックイーンです。字面は完璧じゃないですかね。もうゲート試験を受けるようなので、早期デビューも見えてきました。「浅田真央ちゃんみたい」という謎コメントもありましたが、レッドリヴェールのような活躍を期待しています。
6位 クロイツェル 父マンハッタンカフェ 母ファーストバイオリン 牡馬 須貝厩舎
昨シーズンのサウンズオブアースに続いての指名。兄は不運もあり出世が遅れてしまいましたが、なんとかダービーに出走できました。この馬は兄が走る前から社台で7000円で募集されてます。マンハッタンカフェ産駒でこの値段ですよ。よっぽどいい馬なはずです。
7位 レッドマジュール 父ディープインパクト 母マンダララ 牝馬 手塚厩舎
この辺でもう1頭ディープインパクトの牝馬を欲しいと思って選んだのがこの馬。ドラフト前日にDVDを見て、指名を考えていました。まだ体重が少ないみたいですが、秋の東京開催が目標のようなので、じっくり成長してもらいたいです。
8位 ウェスタールンド 父ネオユニヴァース 母ユーアンミー 牡馬 佐々木厩舎
全姉のミクロコスモスは、今まで見てきた中で一番良い馬体だったと思っています。精神面が安定せずなかなか結果が伴いませんでしたが、能力は間違いなく GI級でした。その姉以来のネオユニヴァースとの子供で、馬も素晴らしい出来のようです。ただ案の定というか、気性に問題があるようですね。色々な意味 で、楽しみな馬です。
9位 マイアベーア 父ディープインパクト 母オンブルリジェール 牡馬 矢作厩舎
残っていたから指名してみました。よくこの順位まで残っていたなと。ジェルミナル以降は活躍馬が出ていませんし、デビューも秋以降のようですが、この順位ならおいしいと思いました。ディープインパクトとの子供は初めてなんですね。
10位 リリパラディス 父キングカメハメハ 母デグラーティア 牝馬 宮本厩舎
小倉2歳Sを勝った母の初子です。POG期間内に活躍した母の子供を指名するというのは、基本的な考え方かなと。キングカメハメハとの相性も良さそうな気がします。秋デビューというのは少し残念ですが、デグラーティアは今後も追いかけてみたいと思います。
11位 ブライトバローズ 父キングカメハメハ 母ジェダイト 牡馬 堀厩舎
残っていたから指名してみました。全兄アドマイヤメテオの新馬は強かったですし、この馬はセレクトセールで5460万の値がつきましたからね。もう少し上で消えると思っていました。気性が気になるところですが、爆発すればクラシック戦線に乗れるんじゃないでしょうか。
12位 ジュンツバサ 父ステイゴールド 母ピンクガーター 牡馬 勢司厩舎
あるPOG本の写真を見て「おっ、いいね」、他の本の写真を見てまた「おっ、…またこの馬か」。2回続いたので、よくわからないけど指名してみました。母も兄姉もあまり走ってないのにセレクトセールで6930万円の値がついたというのは、よっぽど馬がいいという事でしょう。これで欲しかったステイゴールド産駒の牡馬・牝馬を両方指名できた事になります。
13位 オメガハートソング 父ゼンノロブロイ 母オメガアイランド 牝馬 堀厩舎
上4頭は全て違う父で期間内に2勝以上しています。さらにオメガハートランド(父アグネスタキオン)・オメガハートロック(父ネオユニヴァース)は期間内に重賞勝ち、なぜ今まで誰も指名してこなかったのか不思議なくらいですね。今年指名した中で、一番楽しみにしている馬です。
14位 レッドオルバース 父ダイワメジャー 母アグネスラズベリ 牡馬 国枝厩舎
東京サラブレッドクラブ、3頭目の指名です。母の子はこれまで3頭いてみんな未勝利ですが、この馬は順調なようですし、母はGIにも出走した実力馬です。派手な顔で、派手な走りを期待しています。
15位 トーセンスパンキー 父スペシャルウィーク 母バースデイローズ 牡馬 木村厩舎
兄トーセンファントムは2009年の東京スポーツ杯でローズキングダムとハナ差の2着だった馬。その後は朝日杯を最後に故障で引退しましたが、順調だったらクラシックの有力馬だったことは間違いありません。機会があれば母の子を指名したいと思ってましたが、ようやくその時がきました。ビギンの隠し球です。
16位 トウシンハンター 父エンパイアメーカー 母トレンドハンター 牝馬 松田博厩舎
残っていたから指名してみました。母は無事ならオークスを勝てたんじゃないかな、と思います。次の子も父がエンパイアメーカーですから、この馬の出来がいいのでしょう。この順位ならおいしいですよね。
17位 ウィズレヴェランス 父Henrythenavigator 母Glorificamus 牡馬 堀厩舎
シルクホースクラブで3000万で募集された馬です。母父シンコウフォレストというのがシブいですね。チュカイオーナー2位のタッチングスピーチとは、はとこの関係にあたるみたいです。指名の段階では全然知りませんでしたが。もう入厩しますから、少なくとも短距離で2勝は出来ると思っています。
18位 サーサルヴァトーレ 父ハービンジャー 母マリアヴァレリア 牡馬 音無厩舎
趣味枠。マリアヴァレリア・レーゲンスブルクに続いて3頭目の指名です。母の子にしては珍しく順調に調整が進んでいるようで、早いデビューが期待できそうです。母を追いかけるというのも、POGの楽しみ方の一つですよね。
19位 トーコーリバース 父ハービンジャー 母マイケイティーズ 牡馬 橋田厩舎
プレイ(19位)、トーセンサミット(19位)、トーセンリュー(5位)、2011年産(19位)、そしてこの馬(19位)。UMASAMURAI発足以来、5年連続の指名となりました。マイケイティーズはこの子を産んで亡くなったため、この子が最後の子供です。初年度はプレイがいなければ地獄のような1年でした。感謝の気持ちを込めてずっと指名を続けてきましたが、最後になると淋しさいっぱいですね。札幌デビューの予定ですし、最後に一花咲かせてくれた らと思います。
20位 ペルセヴェランテ 父キングカメハメハ 母ダイヤモンドビコー 牡馬 国枝厩舎
母は私がPOGを始めた年に2位で指名した馬(ちなみに1位はボーンキング)。その母の最後の子だからと思っていたら…、来年が最後だった(笑)。というわけで、来年も指名します。なかなか活躍馬が出ない母ですが、キングカメハメハとの子は初めてですし、骨折の影響も無いとのことなので、2勝してくれたら嬉しいです。
以上です。また1年間、よろしくお願いします!