はい、こんにちは。第7回、指名理由です。
指名理由の前に簡単にドラフトの回顧をしたいと思います。
今年はとにかく抽選が多く て、激しいドラフトでした。みなさんの予定通りに進んでない感じが伝わってきてとても楽しかったです。ただ自分も欲しかった馬がどんどん指名されていき、取れなかったことを今でも後悔している馬もいます。そんな中で1~3位を指名出来たことに関しては満足出来る結果になりました。これならダービー3頭出しも夢ではないです(笑)
では今シーズン一緒に歩んでいくことのなった20頭の指名理由です。
1位 トーセンホマレボシ (父ディープインパクト、母エヴリウィスパー) 牡 池江
ビワハイジ、オールザウェイベイビーと迷っての1位指名。2位でも大丈夫かなという気持ちもありましたが、一番欲しい馬だったので思い切って1位で指名しました。でぃーぷオーナーが2位で予定していたみたいなので良かったです。トーセンさんの高額馬ということで多少不安な気持ちはありますが、オーナーと池江厩舎の相性は抜群。ダービーを勝つのはこの馬です!
2位 ダノンドリーム (父ディープインパクト、母オールザウェイベイビー) 牡 池江
bambam88オーナーとの抽選に勝利して獲得。誰かが1位で指名すると思っていたので、2位で獲得出来てとても嬉しく思います。ゴスホークケンの弟ですが、父が替わって兄よりも距離は持ちそうです。某POG本の「表紙の毛」に採用された馬は3年連続でGIを勝っているみたいですが、今年はこの馬が採用されています。これでGI勝利は間違いなし!?
3位 アドマイヤバラード (父ハーツクライ、母プロモーション) 牡 友道
もう少し下の順位でも大丈夫かと思いましたが、どうしても欲しい馬なのでこの順位で指名。兄のアドマイヤメインにも感じたことですが、筋肉質ですごく威圧感がある気がします。大物の可能性もあるけど、未勝利の可能性も高い、一発狙いの指名です。
4位 ワンサイドゲーム (父ウォーエンブレム、母グッドゲーム) 牝 松永幹
上位を予定していた馬がことごとく指名されてしまったので、余っていたこの馬を指名。あまり指名するつもりはなかったのですが、本での評価はすこぶる良いですし、今考えるとラッキーだったなと思います。悪くてもダートで2勝という感じで気楽に考えています。
5位 アナスタシアブルー (父ファルブラヴ、母ライラプス) 牝 松田国
クイーンCを勝った母の初仔です。この家系は牝馬が走りますし、ファルブラヴも牝馬が走ります。既に入厩済みでウチで最初にデビューする予定でしたが、ゲート試験合格後に成長放牧に出てしまいました。
6位 モルトフェリーチェ (父ディープインパクト、母レンドフェリーチェ) 牝 宮
ディープインパクトの牝馬の中ではビワハイジに続いて二番手の評価でした。兄のリフトザウイングスは2歳戦から活躍しましたが、母も叔母のレインダンスも年が明けてから初勝利でしたので、父が替わったこの馬にはじっくり進めてもらいたいです(遅すぎるのは困りますが)。
7位 ストレートラブ (父アグネスタキオン、母ラリーズン) 牝 松田博
アグネスタキオン産駒が欲しくてドラフト前日に見つけた馬、それまでは知りませんでした。指名理由はタキオン、順調、松田博厩舎、それだけです。それだけで十分です。
8位 ハギノタイクーン (父キングカメハメハ、母リアルナンバー) 牡 松田国
ブルーオーナーとの抽選に勝利して獲得。とても欲しかったジャンボールフィズを取られてしまったので、なんとかこの馬で一矢報いることが出来たかなと(笑)
母の仔は期待されながらイマイチ走っていませんが、そろそろ大物が出てきてもおかしくないと思います。アナスタシアブルーと同じく、この馬もゲート試験合格後に放牧に出ました。
9位 クッカーニャ (父フジキセキ、母ドリームスケイプ) 牝 西園
この馬は馬体を見て指名を決めました。姉に函館2歳で3着になったソムニアがいるので、早い時期からの活躍も期待出来ると思います。入厩が近いようなので、どうやらこの馬がウチの切り込み隊長になりそうです。
10位 マイネルエクレウス (父ロージズインメイ、母マイネエストレヤ) 牡 畠山重
この馬はテレビで岡田さんがベタ褒めしていました。これまでも褒められた馬は何頭かいましたが、結果はイマイチですね。それでも今回は騙されてみました。
競馬場で見ると、ロージズインメイの仔はキレイな馬が多いですね。
11位 オーファメイ (父ディープインパクト、母タイトルド) 牝 藤原英
姉のタイトルパートは怪我さえなければ桜花賞の有力馬になっていたと思います。骨瘤が出て調整は遅れているそうですが、なんとか年内にデビューしてほしいです。
12位 バーニングジール (父ハーツクライ、母モスコーバーニング) 牡 荒川
ハーツクライの牡馬はアドマイヤバラードに続いて二頭目の指名。牧場で「みんなが走る」と言っている、という言葉を信じてみました。同期のディープインパクトには先を越されましたが、すぐにハーツクライからもクラシックを勝つ馬が出てくると思います。
13位 アデンピアモ (父アグネスタキオン、ツィンクルブライド) 牝 橋口
今さらツィンクルブライド?と思われるかもしれませんが、母とアグネスタキオンの配合は初めてなので指名してみました。二年間の空胎明けの仔なので、それも良い影響があるのではないでしょうか。橋口さんは父の産駒の扱いに慣れてるでしょうし、母も同じ厩舎だったので、その辺もメリットだと思います。
14位 コリーヌ (父スペシャルウィーク、母エミナ) 牝 和田道
「一同が絶賛するダイヤの原石」、「牝馬の理想型のような体形」などすごく惹かれるコメントが並べられてます。母は短距離で3勝、ダンスインザダーク産駒の兄も1200mで勝っているので間違いなくスピードはあると思います。今年の秘密兵器的な存在です。
15位 レーゲンスブルク (父シンボリクリスエス、母マリアヴァレリア) 牡 堀
昨シーズンの姉マリアヴェロニカに続いての指名。母はフサイチエアデールの全妹で4勝した馬です。姉はデビューは遅くなりましたが、安定した走りで3戦目で初勝利を挙げました。この母からはいつか大物が生まれると思っています。
16位 ロイヤルチョイス (父Redoute’s Choice、母コーラルチャイムズ) 牡 長浜
馬体だけで選びました。すごくカッコイイですね。父は短距離で活躍した馬ですが、本のコメントを読むとある程度距離は持ちそうなので、1200mから2000mくらいまで幅広い活躍を期待してます。
17位 マーチャンテイマー (父クロフネ、母マサコチャン) 牝 松田博
クロフネ産駒が欲しいと思って選んだのがこの馬。全姉は阪神JF3着のベストクルーズ、近親はクロフネ産駒のホエールキャプチャで血統的な背景は申し分ないと思います。ただ情報がほとんどないので、まずは無事にデビューすることが目標です。
18位 エボニーナイト (父サムライハート、母メインスルー) 牡 高野
父のサムライハートはSS×エアグルーヴの超良血で、5戦3勝で引退した馬。順調ならすごい馬になっていたかもしれません。その初年度産駒ということで一頭指名したいと思い、この馬を選びました。クラブの募集で一番人気、母の繁殖実績も十分、馬体も良いので楽しみです。
19位 トーセンサミット (父シンボリクリスエス、母マイケイティーズ) 牡 大久保龍
兄のプレイと同じ19位で指名。この順位まで残っていたら指名しようと考えていました。正直、この馬に魅力を感じたというよりは、プレイへの感謝を込めての指名です。あまり実績のないシンボリクリスエス×SSですので、2勝してくれれば御の字かなと思います。
20位 フィエロ (父ディープインパクト、母ルビー) 牡
最後は大物狙いの指名。金子さんがセレクトセールで買ったディープインパクト産駒で、母はロックオブジブラルタルの全妹です。これだけ考えると上位で指名されてもおかしくない気もしますが、みなさんが指名しなかった理由もなんとなくわかります。まあ20位なら空振りしてもいいですよね。
以上、指名理由でした。
昨シーズンは2歳戦が始まって6~7週目でようやくテーオーゼウスがデビューしましたが、今シーズンも負けず劣らず遅くなりそうです。みなさんの指名馬が続々とデビューしていくのを指をくわえて見ているのは寂しいものですが、速攻系を重視しないのは自分の指名スタイルなので、首を長くして愛馬のデビューを待つことにします。
最後に個人的なマニフェストを発表します。
今シーズンは指名理由などを除いた通常のコラムを5回以上執筆します!(昨シーズンは2回)