昨季は、首位と48,200ポイント差の6位。
 加入した2012-13シーズン以来、最低の順位となりました。
 7位との差は2,600ポイントしかなく、私が最下位でもおかしくありませんでした。
 そこで今年は方向転換!
 昨季の「早期デビューの馬を選んで小銭稼ぎ⇒逃げ切り」大作戦を諦めて、
「重賞が狙える馬をキッチリ狙っていく」という従来の姿勢に立ち返りました。そうして指名したのが下記のリストとなります。

 1位指名は、昨季の指名馬・ミリッサの弟である「シンハラージャ」です。シンハリーズ産駒といえば、オークス馬のシンハライトやラジオNIKKEI杯で重賞制覇したアダムスピークなど強者揃い。となれば、この1頭に期待が集まるのも当然。不安があるとすれば、今年初登場となるオルフェーブル産駒であるため、未知数の部分が多いということでしょうか。しかし、ディープインパクト同様に現役時代の実績が十分なので、期待しても良いはず。1位指名に応えてくれるような活躍を願っています!

 トーセン×池江厩舎×ノーザンの馬は活躍馬が多いので期待の1頭です。
 母ギーニョはトゥザヴィクトリーの全妹にあたるので、この組み合わせはトゥザグローリー、トゥザワールド、トーセンビクトリー、トゥザクラウンとほぼ同血となります。
 さらにシンボリクリスエス、ハービンジャーで4頭中3頭が勝ち上がりという結果を出している点にも注目しました。これが父・キングカメハメハになるのだから…。走ってくれることは間違いないでしょう。

 3位に指名した「マルケッサ」は、昨年の菊花賞と有馬記念を制した元指名馬・サトノダイヤモンドの半妹にあたります。
 先述のように、2015-16シーズンに私のPOGに大きく貢献してくれた指名馬・サトノダイヤモンド(できれば、POG期間内にGI制覇を成し遂げてほしかったですが…笑)。その半妹とあれば、指名しないわけにはいきません。しかも、血統構成が極めて近い半姉リナーテ(父ステイゴールド)も新馬戦を快勝。父サトノダイヤモンド級の活躍を期待しています。

 母キャサリンオブアラゴンはラヴズオンリーミーと兄弟という配合で超良血。近親であるドバイでG1を勝ったリアルスティールとほぼ同じような配合で、かなり期待できるのではないでしょうか。距離に限界はありそうですが、重賞勝ちまで狙いたい1頭です。

 指名馬レーヴミストラルの半妹。レーヴドスカーの子は何と組み合わせても重賞レベルで走ってくれるので期待大!レーヴディソールのような1級品の馬も出てきていますし、オルフェーヴルと組み合わせたことで超1級品の馬が出てこないかと期待しています。

 気性に問題さえなければ、走ってくれるのがディアデラノビア産駒。中でも父キングカメハメハのディアデラマドレとディアデルレイは、どちらも重賞で好走。この1頭も面白い存在になるはずだと指名しました。

 GI・6勝をした名牝ブエナビスタなどを世に送り出した「ビワハイジ」の最後の子として注目されているこの1頭。自らの仔はもちろんのこと、ファインセラ、ブエナビスタ、アーデルハイトの3頭から出ている孫も全て勝ち上がりを見せている点からも、その偉大さがうかがい知れます。22歳の時の仔であり、相手は未知数のオルフェ—ヴル…不安点はたしかにありますが、名牝の最後の仔に期待します。

 母マーゼリンは、これまで5頭の産駒を輩出していますが、いまだ中央勝ち馬はなし。 ですが、母自身はサンタマリアH(米G1)2着の実績の持ち主。さらに、同牝系から昨年のアイルランドダービー3着となったStellar Massなどをはじめとする重賞活躍馬が多く出ている点に注目しました。

 GI6勝をしているゴールドシップの全弟として期待される「ゴールドフラッグ」。懸念点としては、もう1頭の全兄トレジャーマップはPOG期間中未勝利(現在4勝)、全姉フラワーシップも現在未勝利という点。しかし、ステイゴールド産駒最後の世代として意地を見せてくれるはず。夢を懸けます。

 メジロジェニファーにとって初仔となるため、未知数な部分は多いです。
 ですがダイワメジャーと母父ホワイトマズルの組み合わせでは、2012年にフェアリーSを勝ったトーセンベニザクラ(母・トーセンブリリアン)、2011年野路菊S、2012年小倉日経OPで勝ったダローネガ(母・カメリアローズ)と、POG的に美味しい「新馬戦から連勝する」というタイプがいることに注目。この順位での指名に至りました。

 ドナウブルー・ジェンティルドンナの全妹である、この「ヴィルトゥース」。ドナブリーニ産駒としては、昨季のベルダム(父・ディープインパクト)に引き続き2年連続での指名となります。ベルダムは、勝利することなく3走目で引退…。ですが、ジェンティルドンナを生み出したこの組み合わせに期待しないわけがありません。今年こそ、汚名返上を果たします。

 スタートダッシュを決めるために早期デビューができそうな、この1頭をチョイス。実績のあるタガノブルグと同父で、血統にも近いものがあるのでポイントも狙えそう。兄姉の勝ち鞍が全てダートなため、ダート色が強いですが、芝もいけるとのこと。

 ケアレスウィスパー産駒としては、2014-15のトーセンバジル(父・ハービンジャー)、2015-16のフレグラントブレス(父・クロフネ)に引き続き3度目の指名となります。全兄トーセンバジルは未勝利戦、葉牡丹賞で勝利し、2014-15のPOGでポイントに貢献してくれたため、この馬にも期待しています。

 昨季の指名馬であるムーヴザワールドの全弟ということで迷わず指名リスト入り。リッスンの仔は、中央デビューした3頭全てが勝ち上がり。ローズSを制し、エリザベス女王杯でも3着と健闘したタッチングスピーチ、昨季の指名馬であり共同通信杯で3着と健闘したムーヴザワールド。これらの兄姉に続く活躍を期待しています。

 新種牡馬ロードカナロア産駒から評判のいいミッキーワイルドを指名しました。2013年の年度代表馬にも選ばれたロードカナロアを育てた安田厩舎としては、その産駒にかなり力を入れてくるはず。期待大の1頭です。

 ウインファビラス、ウインブライトの全妹で実績も十分。兄弟が早期デビューで、重賞戦線でも活躍していることからも期待が持てます。期間内にポイントを荒稼ぎしてくれることを願っています。

 レッドアンシェルの半妹。レッドアンシェルは、新馬戦⇒もみじSと連勝する活躍を見せたことから、この馬も早くから活躍してくれるのではないかと期待しています。

 兄弟にダート王者がいることから、ダート馬の有望株として期待。ただ、芝でも走れそうだという情報もあり期待しています。

 半兄アドマイヤエイカン(父・ハーツクライ)は札幌2歳Sの勝ち馬であり、実績は申し分なし。一族にはフサイチエアデールなどもいる良血ということもあり、父の代表産駒としてクラシックへ向かって欲しい。

 お決まりの「サミット」枠の1頭です(笑)。いつの日か、この枠から重賞馬が出てくることを願っての指名。兄弟にショウナンマイティにおり実績もあります。

 全体的に見ると、新種牡馬や新繁殖牝馬がところどころにいるため、結果が予想しづらい布陣となりました(汗)。
 ですが、大当たりとなり得る馬も何頭か確保できたので、まあまあ満足といったところでしょうか。
 昨季の「早期デビューの馬を〜」大作戦は諦めたとはいえ、早期デビューが狙える馬も何頭かラインナップ。スタートダッシュにも期待しています。
 今年こそは3位以内返り咲き&重賞で活躍する馬が出て来てくれることを期待しています!

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